のホームに戻る |
00/02/28 インフレ対策(その2) 次に景気です。これは一般に株式を考えるのが一番いいでしょう。でもどの株を買うかは非常に難しいところです。手っ取り早いのは、株式市場全体を買う方法です。具体的には日経平均とかTOPIX(東証株価指数、トピックスと呼びます)に連動する投資信託を買えばいいのです。例えば新聞の「日経平均連動ファンド」とかいうファンドです。たいていは「225」とか「TOPIX」という名前がついています。証券会社の店頭に行けば買えます。 ではそれ海外の株式に投資する方法はないのでしょうか?もちろんあります。商品先物と同じく海外のブローカーを通じていろいろと取引はできます。が、これも実際やるとなるとなかなか大変です。やはり簡単な方法は海外の株式市場に連動する投資信託を買うことです。 ただ、証券会社の店頭に行くといろいろ「変な(=自分の意図しないもの)」を薦められそうでいやならば、店頭ではっきりと「インデックスファンドで、指数連動型」と言ってください。 ここで投信を薦めるめるのは、最終的には個人でやるより収益が安定するからです。しかし一方で、わが国には投資に対する不信感が根強いのも事実です。でも以前に比べてかなりまともになってきました。 以前は系列の証券会社の手数料収入を増やすために、過剰売買をしたり、証券会社の自己部門(顧客からの注文を取りつぐのではなくて証券会社自体が自分のリスクで売り買いをすること)で買ったが値下がりした株を押し込んだり、無茶苦茶してました。でもここに来て、外資系の投信の参入と投信間の運用成績競争が激烈になってきてので、もうこんな酷い事もできなくなってきたのです。でもまだ投信に対して不信感がある方は、外資系を利用してください。 しかし、外資系の方が運用がうまいからというのが理由ではありません。外資系の方が「不透明な運用ができないようになっている」からです。社内の管理が非常に厳しいからです。国内系の投信も最近は問題がないと聞きますが。 投信関係のホームページでは フィデリティ(ご存知世界最大の投資信託会社、でも世界で一番運用がうまいというわけではありません)のホームページ 投信に関する情報を集めたホームページ |