実際フィリピンに住む場合に、「購入の方がいいのか賃貸の方がいいのか」は大きな問題です。どちらが有利かを決定するのは「どのぐらい長く住むか」ということです。 例えば、買おうとしている不動産が500万ペソとします。これが現在月に4万ペソで借りれれば年間48万ペソ=9.6%の利回りということになります。 一方売却価格はどうなるのでしょうか?これは将来の不動産市況とその物件へのニーズに左右されます。しかし、それを予想するには非常に難しいのです。 それで、逆にいくらで売却できれば借りるより買った方がよかったといえるかを逆算したのが下の表です。 上記のように500万ペソの家のケースでは、下記の値段より高く売れれば購入した方が得であったということになります。
長く住めば住むほど、家賃の支払い総額は多くなり、買う方が有利になります。 (注1)保証金・敷金 フィリピンでは「前払い家賃」と「デポジット」という制度が使われています。一般的にはそれぞれ2-3ヶ月間です。転出時の内装の回復費用などは「デポジット」から支払われます。 (注2)家賃の更新 フィリピンでは1年ごとに家賃の更新が行われるようです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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