〈フィリピンニュース〉


比公船に放水、衝突した海警局船団はパグアサ本島に1.6カイリまで接近。

「ここまで接近されたのは初めて」


中国の海洋進出が激化しているようです。

12日朝に比最西端領土の南シナ海パグアサ島付近で発生した中国海警局

による比漁業取締船への放水・衝突事件について、フィリピン沿岸警備隊

(PCG)のタリエラ報道官は13日、中国船がパグアサ島の1・6カイリ(約2.96

キロ)まで接近していたことを明らかにし、「これまではパグアサ本島でなく周

辺の砂州(サンディー・ケイ)が攻撃の対象だった。本島にここまで接近され

たのは初めてだ」と述べた。(日刊まにら新聞)


続きはこちら

https://www.manila-shimbun.com/ja/category/society/news291105.html




〈フィリピンイベント情報〉


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〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」

の2025年9月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場

の状況は下記の通りです。


■フィリピン株式市場

9月のフィリピン株式市場は、米欧の財政不安による債券利回りの上昇などを受けて下落して始まりましたが、債券利回りが落ち着

きを取り戻したことに加え、米利下げ観測の高まりやフィリピン市場の割安感を背景に反発しました。その後横ばい圏で推移しました

が、月半ばにかけては公共事業を巡る汚職疑惑が広がり、一旦下落することとなりました。月後半には米国で政策金利が引き下げ

られ、年内利下げ継続が示唆されたこと、フィリピンでも追加利下げ期待が高まったこと、割安感などから押し目買いを入れる動きが

続いたことで上昇する場面もありましたが、月末にかけては再び汚職問題などが警戒され、下落基調となりました。9月末のフィリピン

総合指数は前月末比3.28%安の5,953.46ポイントとなりました。

為替市場では、米国で8月の雇用統計を受けて労働市場の減速が意識され、利下げ観測が高まる中、通貨フィリピンペソは対ド

ルで上昇基調となりましたが、月後半には国内の汚職問題や堅調な米経済指標などを受けて下落に転じました。一方ドル円相場

は、月半ばにかけては米利下げ観測を背景にドル安・円高が進みましたが、その後は日本の新政権が財政拡張路線に舵を切るとの

思惑が働いたことや米景気が底堅さを示したことなどからドル高・円安基調となりました。フィリピンペソの対円レートは、月間で0.5%

安となりました。

■運用状況

9月の当ファンドの基準価額は、フィリピンペソが対円で小幅安となったことや、消費者サービス株や不動産株が下落したことなどによ

り3.1%の低下となりました。

株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら高位を維持し、9月末時点での保有銘柄数は21となりま

した。業種別組入比率は、銀行セクターを28.3%、資本財セクターを19.4%、運輸セクターを14.3%としました。個別銘柄では、

割安感があると判断した銀行株や不動産株の買い増しを行いました。

■今後の見通し

4-6月期のフィリピンの実質国内総生産(GDP)は、個人消費の加速や5月の統一国政・地方選挙(中間選挙)に関連した

予算執行による政府支出の増大などにより前年同期比5.5%増と前期の同5.4%増(改定値)を上回り、底堅さをみせています。

9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.9と好不況の分かれ目とされる50を若干下回り、注意が必要ですが、9月の消

費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.7%と前月から高まったものの、同国政府目標(2-4%)を下回る水準で推移

しています。こうした環境下、フィリピン中央銀行は10月9日に政策金利を0.25%引き下げて4.75%とし、今後も景気の維持を目

指して追加利下げの機会をうかがうと思われます。トランプ米政権による関税政策など世界経済を巡る不確実性やフィリピン国内政

局の不透明感などを踏まえれば、同国株式市場の先行きも予断を許さない状況ですが、予想PER(株価収益率)は9月末時点

で8.9倍(12ヵ月先市場予想ベース)と過去10年平均の14.6倍を大きく下回り、割安感が強いとみられます。

今後の運用方針としましては、底堅い業績が続くと見込まれる銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。

また、同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会

社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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