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〈フィリピンニュース〉 国軍が厳戒態勢に 反汚職デモ拡大で 反汚職デモ拡大を受け、国軍はいつでも出動できる厳戒態勢に。大使館は 衝突や交通渋滞の発生を警告 フィリピンに渡航する場合は注意が必要になりそうです。 反汚職デモが拡大していることを受け、フィリピン国軍は、非常事態にいつで も全軍が緊急出動できる「レッドアラート」体制に入った。ネパールでは今月 SNS禁止措置に端を発した暴動で政権が崩壊。インドネシアでも先月から 政府への不満を背景に発生した抗議活動が暴動化したことを受け、類似の 事態に発展するリスクに備えたものとみられる。(日刊まにら新聞) 続きはこちら https://www.manila-shimbun.com/ja/category/society/news290677.html 〈フィリピンイベント情報〉 フィリピン・トラベル・マート 36th Philippine Travel Mart 9.1 MON 〜 9.30 TUE [会場] SMX Convention Center, Pasay City, Metro Manila 36回目を迎えるフィリピン最大級の旅行博。フィリピン各地の自治体、航空会 社や宿泊施設など300以上の団体・業者が出展し、観光地の紹介やプロ モーション商品を販売。気になるフィリピンの観光地をチェックするチャンス。 一般入場は120ペソ。 詳細はこちら https://www.facebook.com/Philtravelmart/ 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」 の2025年8月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場 の状況は下記の通りです。 ■フィリピン株式市場 8月のフィリピン株式市場は、米国で7月の雇用統計の下振れなどから早期の利下げ期待が台頭したこと、フィリピンでは7月の消 費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比0.9%と前月(1.4%)から鈍化したことや一部主要企業が堅調な1-6月期決算 を発表したことなどを背景に上昇して始まりました。中旬に入ると、フィリピンの正副大統領の対立再燃への懸念などから下落しました が、その後は米中が関税措置の停止期間を延長したことや7月の米CPI上昇率が市場予想を若干下回ったこと、6月のフィリピンの 海外出稼ぎ労働者からの送金額が前年同月比3.7%増へとやや加速したことなどが支えとなり、横ばい圏で推移しました。月末にか けては、同国中央銀行の利下げ期待などを受けて持ち直す場面もありましたが、フィリピンの政局不安などで下落し、8月末のフィリピ ン総合指数は前月末比1.55%安の6,155.57ポイントとなりました。 為替市場では、米国の早期利下げ観測の浮上などを背景に通貨フィリピンペソは対ドルで上昇に転じました。一方ドル円相場は、 米利下げ観測を受けてドル安・円高の進行で始まりました。その後、米中両政府による関税措置の停止期間の延長などでドル買 い・円売りが優勢となる場面もありましたが、月末にかけては米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演で9月の利下げを 示唆したとの見方からドル安・円高となりました。フィリピンペソの対円レートは、月間で0.8%安となりました。 ■運用状況 8月の当ファンドの基準価額は、フィリピンペソが対円で下げに転じたことや、資本財株や銀行株などが下落したことなどにより2.7% の低下となりました。 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら高位を維持し、8月末時点での保有銘柄数は21となりま した。業種別組入比率は、銀行セクターを27.6%、資本財セクターを19.9%、運輸セクターを14.0%としました。個別銘柄では、 組入上位銘柄に大きな変動はありません。 ■今後の見通し 4-6月期のフィリピンの実質国内総生産(GDP)は、個人消費の加速や5月の統一国政・地方選挙(中間選挙)に関連した 予算執行による政府支出の増大などにより前年同期比5.5%増と前期の同5.4%増(改定値)を上回り、底堅さをみせています。 8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.8と前月から若干低下しましたが、好不況の分かれ目とされる50を5ヵ月連続 で上回っています。一方、8月のCPI上昇率は前年同月比1.5%と前月から高まりましたが、同国政府目標(2-4%)を下回る水 準で推移しています。こうした環境下、フィリピン中央銀行は8月28日に政策金利を0.25%引き下げて5.0%とし、今後も景気の 維持を目指して追加利下げの機会をうかがうと思われます。トランプ米政権による関税政策など世界経済を巡る不確実性やフィリピ ン国内政局の不透明感などを踏まえれば、同国株式市場の先行きも予断を許さない状況ですが、予想PER(株価収益率)は8 月末時点で9.3倍(12ヵ月先市場予想ベース)と過去10年平均の14.7倍を大きく下回り、割安感が強いとみられます。 今後の運用方針としましては、底堅い業績が続くと見込まれる銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。 また、同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会 社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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