〈フィリピンニュース〉


農業省の食料価格安定策がインフレ抑制に寄与

国家統計庁、農業省の取り組みを評価


フィリピンでもコメ価格の上昇が問題となっているようです。

フィリピン統計庁(PSA)は3月5日、2月のインフレ率が予想を下回る鈍化を

示した要因として、農業省(DA)の食料価格安定化策、特にコメ価格の調整

を挙げた。[WCL Solutions (Phil.) Corp.]


続きはこちら

https://pheconomist.com/topics_detail8/id=90298




〈フィリピンイベント情報〉


ラトリニダッド・ストロベリー・フェスティバル


La Trinidad Strawberry Festival 2025 


3.3 MON〜 3.29 SAT


[開催地] La Trinidad, Benguet Province


ルソン地方北部バギオの隣町ラトニリダットで行われるイチゴの祭典。毎年、

イチゴをテーマにしたパレードやイチゴケーキのコンテストなどが行われる。

なお、3月はラトリニダッドのイチゴ狩りベストシーズンとなっている。


詳細はこちら

https://latrinidad.gov.ph/%F0%9D%9F%90%F0%9D%9F%8E%F0%9D%9F%90%F0%9D%9F%93-%F0%9D%90%92%F0%9D%90%93%F0%9D%90%91%F0%9D%90%80%F0%9D%90%96%F0%9D%90%81%F0%9D%90%84%F0%9D%90%91%F0%9D%90%91%F0%9D%90%98-%F0%9D%90%85%F0%9D%90%84/




〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」

の2025年2月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場

の状況は下記の通りです。


2月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。

フィリピン総合指数は前月末比+2.31%となる5,997.97ポイントで引けています。

■フィリピン株式市場

2月のフィリピン株式市場は、割安感から押し目買いが入ったことや米国のメキシコとカナダへの追加関税の発動が延期された

ことなどから回復して始まりましたが、フィリピン下院でサラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾訴追が決まり、政治不安が高まったことな

どが警戒されました。その後は、フィリピン中央銀行が市場予想に反して政策金利の翌日物借入金利を5.75%で据え置いた

ことや昨年12月の海外出稼ぎ労働者からの送金額が前年同月比3.0%増へと前月からやや鈍化したことなどを受けて下落

する場面もありましたが、割安感や一部の主要企業の好決算などが支えとなり、横ばい圏で推移しました。2月末のフィリピン

総合指数は前月末比2.31%高の5,997.97ポイントとなりました。

為替市場では、フィリピン中央銀行が政策金利を据え置いたことや米景気減速懸念から米長期金利が低下したことなどを

背景に通貨フィリピンペソは対ドルで上昇に転じました。一方ドル円相場は、米長期金利の低下と日銀の追加利上げ観測の

広がりを受けて日米金利差の縮小が意識される中、ドル安・円高が進みました。フィリピンペソの対円レートは月間で2.39%

安となりました。

■運用状況

株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、2月末時点での保有銘柄数は23

となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを32.5%、資本財セクターを19.7%、不動産管理・開発セクターを11.6%

としました。個別銘柄では、株価調整により割安感が強まったと判断した資本財株の買い増しを行いました。

■今後の見通し

2024年10-12月期のフィリピンの実質国内総生産(GDP)は、複数の台風による経済活動への悪影響を受けましたが、

前年同期比5.2%増と前期と同水準の成長率を維持し、底堅さをみせています。また、2月の製造業購買担当者景気指数

(PMI)は51.0へと前月から低下したものの、好不況の分かれ目とされる50を18ヵ月連続で上回りました。法人税引き下げ

や優遇税制を定めた企業復興税優遇法が昨年11月に改正され、国内外企業の投資活動の活性化につながることも期待さ

れます。一方、2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比2.1%と前月から鈍化し、同国政府目標(2-4%)

の範囲内に収まっています。同国中央銀行は先月政策金利を据え置きましたが、景気の維持を目指し、追加利下げの機会

をうかがうと思われます。トランプ米政権による関税政策など世界経済を巡る不確実性を踏まえれば、同国株式市場の先行

きも予断を許さない状況ですが、予想PER(株価収益率)は2月末時点で9.4倍(12ヵ月先市場予想ベース)と過去10

年平均の15.1倍を大きく下回り、割安感が強いとみられます。

今後の運用方針としましては、堅調な業績が続くと見込まれる銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方

針です。また、同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目してい

きます。




下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会

社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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