〈フィリピンニュース〉


24年の訪日フィリピン人、32%増の約82万人で連続過去最高

ASEANで第2位、12月も37%増の10万8,500人で単月最高記録


円安の追い風もあり、フィリピンからの観光客も増え続けているようです。

日本政府観光局(JNTO)の1月15日の発表によると、2024年12月の訪日外

客数(推計値)は、348万9,800人で、前年同月比27.6%増、2019年同月比で

は38.1%増と、単月として過去最高を記録した。学校休暇のほかクリスマス・

年末年始に合わせた旅行需要の高まりが多くの市場で見られ、1964年の統

計開始以来、初めて単月として340万人を突破した。


 12月に訪日外客数の多かった上位5市場は、韓国(86万7,400人)、中国本

土(60万4,200人)、台湾(49万1,200人)、香港(28万5,600人)、米国(23万

8,500人)。


 フィリピンに関しては、12月の訪日外客数は前年同月比37.2%増の10万

8,500人(2019年同月比では33.1%増)であった。スクールホリデーを背景とす

る海外旅行需要の増加、直行便数の増の影響もあり、訪日外客数は単月と

して過去最高を記録した。セブ〜成田間の増便などもあり、日本への直行便

数は前年同月を上回っている。[WCL Solutions (Phil.) Corp.]


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https://pheconomist.com/topics_detail8/id=89609




〈フィリピンイベント情報〉


アティ・アティハン祭り Ati-Atihan Festival


1.13 MON〜 1.19SUN

[会場] Kalibo, Aklan, Panay Island

  13世紀、ボルネオ島のマレー人がパナイ島に入植し、先住民アティ族が

友好的な関係を結んだことを祝して踊りを披露したことを起源とする祭り。

その後1500年代にスペイン人によってパナイ島に持ち込まれたサントニー

ニョ像を祝福する祭りとなった。パレードのほかに、ファッションショーやバンド

とダンサーがパフォーマンスを競うサドサド・アティアティハン・コンテストなど

が行われる。



ワールド・ゲームフォウル・エクスポ2025 13th World Gamefowl Expo 2025


1.17 FRI〜1.19SUN

[会場] World Trade Center, Pasay City, Metro Manila

 フィリピンで人気のブラッドスポーツ闘鶏。毎年行われるこの展示会にはブ

リーダーや愛好家たちが4万人来場し、闘鶏を育てるためのエサやビタミ

ン、薬、フェンスなどの製品が販売される。




〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」

の2024年12月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場

の状況は下記の通りです。


12月のフィリピン株式市場は月間ベースで下落しました。

フィリピン総合指数は前月末比▲1.29%となる6,528.79ポイントで引けています。


■フィリピン株式市場

12月のフィリピン株式市場は、11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が53.8へと改善し、好不況の分かれ目とさ

れる50を15ヵ月連続で上回ったことなどから上昇して始まりましたが、11月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月

比2.5%と前月の同2.3%をやや上回ったことなどが懸念され、下落基調に転じました。10月の海外出稼ぎ労働者からの送

金額が同2.7%増へと前月からやや鈍化したことも警戒されました。更に米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による

政策金利見通しが米利下げペースの鈍化を示したことが嫌気され、下落を続けることとなりました。フィリピン中央銀行が12月

の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き下げ5.75%とし、当面の金融緩和の継続を示唆したことなどから下旬には

持ち直しましたが、12月末のフィリピン総合指数は前月末比1.29%安の6,528.79ポイントとなりました。

為替市場では、通貨フィリピンペソは対ドルで上昇に転じました。中旬には米利下げペースの鈍化観測を受けて米長期金利

が上昇したことで下落基調となりましたが、下旬には米長期金利の上昇に一服感が出る中、海外出稼ぎ労働者からの送金も

あり、反発しました。一方、ドル円相場は、米長期金利が上昇する中、日銀が追加利上げを見送り、今後の利上げにも慎重

との見方などから日米金利差が意識され、ドル高・円安が進みました。フィリピンペソの対円レートは月間で6.47%高となりまし

た。

■運用状況

株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、12月末時点での保有銘柄数は

23となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを30.4%、資本財セクターを20.7%、不動産管理・開発セクターを

12.1%としました。個別銘柄では、株価が一定の回復を示した銀行株や生活必需品流通・小売り株の一部利益確定の売

却を行いました。

■今後の見通し

7-9月期のフィリピンの実質国内総生産(GDP)は前年同期比5.2%増と、大型台風の影響もあり、前期の同6.4%増

から鈍化しましたが、個人消費が持ち直すなど底堅さをみせています。また、12月の製造業PMIは54.3と前月から上昇し、好

不況の分かれ目とされる50を16ヵ月連続で上回りました。一方、12月のCPI上昇率は前年同月比2.9%と前月から伸びを

高めましたが、同国政府目標(2-4%)の範囲内に収まっています。同国中央銀行は物価動向などを注視しつつも景気の

維持をより重視し、追加利下げを進める公算が大きいと思われます。米国のトランプ次期政権の政策を含めて世界経済を巡

る不確実性などを踏まえれば、同国株式市場の先行きも予断を許さない状況ですが、予想PER(株価収益率)は12月末

時点で10.5倍(12ヵ月先市場予想ベース)と、過去10年平均の15.2倍を大きく下回る水準にあり、割安感が強いとみら

れます。

今後の運用方針としましては、好業績が期待される銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。ま

た、同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。




下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会

社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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