〈フィリピンニュース〉 エスコダ礁は放棄されていない フィリピンと中国の領土争いが激化しているようです。 フィリピン沿岸警備隊(PCG)は月曜日、同隊の2隻の大型船舶のうちの1隻 であるBRPテレサ・マグバヌア号を呼び戻すことでエスコダ礁を放棄したわけ ではないと発表した。 同船は土曜日に浅瀬を出発し、中国による埋め立て活動を監視するため5カ 月ぶりに日曜日に戻ってきた。 記者会見で、フィリピン海沿岸警備隊(PCG)の広報担当ジェイ・タリエラ准将 は、BRPテレサ・マグバヌア氏の解任は敗北とみなされるべきではないと述 べた。 「いいえ。敗北ではありません。沿岸警備隊がエスコダ礁の我々の駐屯地を 放棄したわけでもありません。我々は自らの船舶を再配置しているだけで す。エスコダ礁は我々にとってBRPシエラマドレへの物資供給を維持するた めに非常に重要かつ戦略的な場所です」とタリエラ氏は記者団に語った。 (日刊まにら新聞) 続きはこちら https://www.manila-shimbun.com/category/english/news278959.html 〈フィリピンイベント情報〉 マニー・パッキャオ・ハーフマラソン Manny Pacquiao Half Marathon 9月29日(日) [開催地] SM Mall of Asia Complex, Pasay City, Metro Manila プロボクシング世界8階級を制覇したフィリピンの英雄マニー・パッキャオの 名を冠したマラソン大会。3km、5km、10km、21kmのカテゴリーがあり、参加 者にはパッキャオがデザインされたTシャツなどを進呈。参加申し込み締め 切りは9月15日。 詳細はこちら https://mannypacquiaorun.myruntime.com/register 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2024年8月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 8月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。 フィリピン総合指数は前月末比+4.21%となる6,897.54ポイントで引けています。 ■フィリピン株式市場 8月のフィリピン株式市場は、7月の米雇用統計での失業率上昇を受けた米景気の減速懸念などから下落して始まりました。 また7月のフィリピンの消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比4.4%と前月から高まったことなども警戒されました。し かし、4-6月期のフィリピンの実質国内総生産(GDP)が前年同期比6.3%増と、政府のインフラ整備の推進もあり、前期 の同5.8%増から加速したことや、主要企業が堅調な決算を発表したことなどを受けて上昇に転じました。その後も、フィリピン 中央銀行が金融政策決定会合で今後の物価見通しなどを勘案し、政策金利の翌日物借入金利を0.25%引き下げ 6.25%としたことや、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まったことなどから上昇基調となりました。月末にかけて は上値の重い展開となりましたが、8月末のフィリピン総合指数は前月末比4.21%高の6,897.54ポイントとなりました。 為替市場では、米利下げ観測の高まりやフィリピンのファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の底堅さを背景に通貨フィリ ピンペソは対ドルで上昇基調となりました。一方ドル円相場は、海外投資家による円キャリー取引の巻き戻しや米景気の減速 懸念を背景に円高進行となりました。月末にかけては、パウエル米連邦準備理事会議長が9月利下げ開始を示唆したことも 円高につながりました。フィリピンペソの対円レートは月間で1.00%安となりました。 ■運用状況 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、8月末時点での保有銘柄数は24 となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを30.8%、資本財セクターを19.7%、不動産管理・開発セクターを14.0% としました。個別銘柄では、株価回復により割安感が薄れつつあると判断した資本財株の一部利益確定の売却などを行いま した。 ■今後の見通し 4-6月期のフィリピンの実質GDPは前期から伸びを高めました。また、8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月 と同じ51.2となり、好不況の分かれ目とされる50を12ヵ月連続で上回っています。一方、8月のCPI上昇率が前年同月比 3.3%と前月から大幅に鈍化し、再び同国政府目標(2-4%)の範囲に収まってきました。同国中央銀行は景気と物価安 定の両立を目指し、政策運営を継続すると見込まれます。世界経済を巡る不確実性などを踏まえれば、同国株式市場の先 行きも予断を許さない状況ですが、予想PER(株価収益率)が8月末時点で11.1倍(12ヵ月先市場予想ベース)と、過 去10年平均の15.5倍を大きく下回る水準にあり、割安感が強いとみられます。 今後の運用方針としましては、好業績が期待される銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。ま た、同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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