〈フィリピンニュース〉 「合意後に不意打ち」 フレア発射で中国に抗議へ 中国戦闘機が哨戒していた比輸送機にフレアを発射した事件で、比政府が 中国に抗議へ フィリピンと中国の関係が悪化しているようです。 8日にサンバレス州西沖パナタグ礁(英名スカボロー礁)で中国戦闘機が定 期哨戒中の比空機の進路上でフレア(照明弾)を発射した事件を受け、マナ ロ外相、テオドロ国防相は12日、中国政府に正式に抗議する意向を示した。 空域での中国軍による比軍への威嚇・妨害事件は少なくとも現政権で初め て。マナロ氏は「つい最近(南シナ海アユギン礁の緊張緩和に関する)共通 了解に至ったばかりで、不意打ちだった」と語り、「中国がなぜこのようなこと をしたのか分からない。中国はいつも緊張緩和への希望を述べているが、こ うしたことが起こると間違いなく緊張が高まる」と驚きと失望をあらわにした。 (日刊まにら新聞) 続きはこちら https://www.manila-shimbun.com/category/society/news278370.html 〈フィリピンイベント情報〉 インディーズインディペンデント映画祭「シネマラヤ20 CINEMALAYA」開催中 インディペンデント映画界が盛り上がり、次々とすばらしい作品が輩出されて いるフィリピンで注目したいのが、8月2日から開催の「シネマラヤ・フィリピ ン・インディペンデント・フィルム・フェスティバル(20th CINEMALAYA PHILIPPINE INDEPENDENT FILM FESTIVAL)」。今年の作品には日本を題 材にした映画もあり、日本人にとっても見逃せない映画祭となっている。そん な注目の長編作品ラインナップはこちら。 1.ALIPATO AT MUOG 【ドキュメンタリー】 2007年にケソン市で実際に起きた拉致事件を追うドキュメンタリー。拉致被 害にあったジョナス・ブルゴスさんの兄弟のJL・ブルゴスさんが監督を務め た。 2.AN ERRAND 【ドラマ】 上司の理不尽な用事を頼まれてバギオからマニラまで急いで運転するドライ バー。道中に現実と空想を行き来する不思議な体験をする。 3.BALOTA 【サスペンス/コメディ/風刺】 学校の教員で選挙管理委員会の監査役を任されたエミーは、激化した町長 選が暴力に発展すると、選挙結果が入った箱とともに森に逃げ込んだ。しか し、民主主義をを守る代償として、周りの大切な人たちが捕まってしまい…。 詳細はこちら https://navimanilaph.com/cinemalaya082024/ 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2024年7月の月次レポートによれば、 フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 7月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。 フィリピン総合指数は前月末比+3.23%となる6,619.09ポイントで引けています。 ■フィリピン株式市場 7月のフィリピン株式市場は、米利下げ期待が高まったことや、6月のフィリピンの消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同 月比3.7%と前月から鈍化したことなどを背景に上昇基調に転じました。また中旬には、6月の米CPIがインフレ鈍化を示したこ とや、4-6月期のフィリピンの企業決算が順調な滑り出しとなったことなどから上昇を続けました。下旬には、マルコス大統領が施 政方針演説で社会問題化しているオンラインカジノ事業者の営業を全面禁止すると表明したことも影響し下落しましたが、7 月末のフィリピン総合指数は前月末比3.23%高の6,619.09ポイントとなりました。 為替市場では、米利下げ観測が強まる中、通貨フィリピンペソは対ドルで強含みの推移となりました。一方ドル円相場は、政 府・日銀による為替介入が実施されたとみられ、円高方向に転じました。トランプ前大統領のドル高牽制発言や日本の政府 関係者による利上げ示唆などから円高が進み、月末には日銀による利上げも加わりました。フィリピンペソの対円レートは月間 で5.23%安となりました。 ■運用状況 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、7月末時点での保有銘柄数は25 となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを29.6%、資本財セクターを21.5%、不動産管理・開発セクターを13.9% としました。個別銘柄では、割安感が薄れつつあると判断した資本財株の一部利益確定の売却などを行う一方、中長期の成 長性があり、割安感もあると考えた消費者サービス株の買い増しなどを実施しました。 ■今後の見通し 1-3月期のフィリピンの実質GDPは前年同期比5.7%増と市場予想を下回ったものの、輸出の回復を主因に昨年10-12 月期の5.5%増から若干加速し、底堅さを示しています。また、7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2と前月 からやや低下しましたが、好不況の分かれ目とされる50を11ヵ月連続で上回っています。一方、7月のCPI上昇率が前年同 月比4.4%と前月から高まり、同国政府目標(2-4%)を上回ってきたことから、同国中央銀行は当面物価抑制を重視し、 政策金利を据え置くと見込まれます。世界経済を巡る不確実性などを踏まえれば、同国株式市場の先行きも予断を許さない 状況ですが、予想PER(株価収益率)が7月末時点で10.4倍(12ヵ月先市場予想ベース)と、過去10年平均の15.5 倍を大きく下回る水準にあり、割安感が強いとみられます。 今後の運用方針としましては、好業績が期待される銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。また、 同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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