〈フィリピンニュース〉


比の男女平等度は世界25位、アジアでは依然断トツ

前年からは9ランク急落、教育機会で1位、健康・寿命で86位


男女平等がなかなか進まない日本も見習わなければなりません。

スイスの経済研究機関「世界経済フォーラム(WEF)」は、6月11日、世界各国

の政治、社会、経済面での男女格差を総合的に評価した「世界男女格差報

告書(ジェンダーギャップレポート)2023年版」を発表、そのなかで、男女平等

度を指数化、ランキングしている。

 男女平等度ランキングは、1.経済活動への参加・機会、2.教育機会、3.健

康・寿命、4.政治参加・関与という4大分野(各分野にはさらに細分化された

調査項目がある)で男女平等度を分析、順位付けをおこなっている。0が完全

不平等、1が完全平等を示し、数値が小さいほどジェンダーギャップが大き

い。18回目となる2024年の調査対象は146カ国(2023年も146カ国)であっ

た。[WCL Solutions (Phil.) Corp.]


続きはこちら

https://pheconomist.com/topics_detail8/id=86581




〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファン

ド」の2024年5月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の

状況は下記の通りです。


5月のフィリピン株式市場は月間ベースで下落しました。

フィリピン総合指数は前月末比▲3.99%となる6,433.10ポイントで引けています。

■フィリピン株式市場

5月のフィリピン株式市場は、4月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比3.8%と前月の同3.7%から若干高

まったことや、1-3月期の実質国内総生産(GDP)成長率が前年同期比5.7%増と市場予想(同5.9%増)に届かな

かったことなどを背景に下落して始まりました。その後、米株高や米CPIの前月比の伸びが市場予想を下回ったこと、フィリピン

中央銀行が金融政策決定会合で政策金利を6.5%で据え置く一方、2024年のインフレ予測を下方修正し、8月以降の利

下げの可能性を示唆したことを受けて底堅く推移しました。しかし下旬には、米景気の底堅さなどから米早期利下げ観測が後

退し、通貨フィリピンペソが対米ドルで下落したことなどが警戒されて下落基調に転じ、5月末のフィリピン総合指数は前月末比

3.99%安の6,433.10ポイントとなりました。

為替市場では、米連邦準備理事会(FRB)高官による利下げに慎重な発言が相次ぎ、利下げ転換まで時間がかかると

の見方が強まる中、通貨フィリピンペソは対米ドルで下落基調となりました。一方、日本政府・日銀による円買い介入とみられ

る動きなどから円相場は月初に1ドル=151円台の円高水準に振れました。その後、米FRB高官の利下げ慎重論などを受け

てドル高・円安基調となりましたが、月間ではほぼ変わらずとなりました。フィリピンペソの対円レートは月間で1.67%安となりま

した。

■運用状況

株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、5月末時点での保有銘柄数は25

となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを31.6%、資本財セクターを23.0%、不動産管理・開発セクターを13.0%

としました。個別銘柄では、組入上位銘柄に大きな変動はありません。

■今後の見通し

1-3月期のフィリピンの実質GDPは前年同期比5.7%増と市場予想を下回ったものの、輸出の回復を主因に昨年10-12

月期の5.5%増から若干加速し、底堅さを示しています。また、5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.9と前月

からやや低下しましたが、好不況の分かれ目とされる50を9ヵ月連続で上回っています。一方、5月のCPI上昇率は前年同月

比3.9%と前月から若干高まりましたが、市場予想を下回り、同国政府目標(2-4%)の範囲内に収まっており、同国中央

銀行は景気と物価安定の両立を目指し政策運営を継続すると見込まれます。世界経済を巡る不確実性などを踏まえれば、

同国株式市場の先行きも予断を許さない状況ですが、予想PER(株価収益率)が5月末時点で10.4倍(12ヵ月先市場

予想ベース)と、過去10年平均の15.6倍を大きく下回る水準にあり、割安感が強いとみられます。

今後の運用方針としましては、好業績が期待される銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。また、

同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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