〈フィリピンニュース〉


「比を投資しやすい国に」 外資誘致のため改憲を検討 マルコス大統領


吉と出るか凶と出るか、フィリピンは憲法改正してまでも外資誘致を推し進め

るようです。

外資制限が盛り込まれている現行憲法について大統領「改正の検討をして

いる」

マルコス大統領は15日、具体的な外資制限が盛り込まれている現行憲法に

ついて、政府が改正に向けて検討をしていることを明らかにした。大統領は

「私にとって最重要の関心は、この国を投資しやすい国にすることだ」と強

調。「改憲だけでなく、投資家誘致のために改革すべきことは何かを検討し

ている」とし、法改正も含めた外資規制に関する制度改革を推し進める姿勢

を打ち出した。

 下院では、3月に改憲に向けた動きが進んだものの上院が応じず棚上げ

となっていた。今回、大統領が声を上げたことで、上院も巻き込んだ改憲の

議論が本格化しそうだ(日刊まにら新聞)。


続きはこちら

https://www.manila-shimbun.com/category/economy/news274398.html




〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファン

ド」の2023年11月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場

の状況は下記の通りです。


11月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。

フィリピン総合指数は前月末比+4.18%となる6,223.73ポイントで引けています。


■フィリピン株式市場

11月のフィリピン株式市場は、10月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比4.9%と前月の同6.1%から伸び

が鈍化したことや、7-9月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比5.9%増と前期から成長が加速し、市場予想を上

回ったことから上昇して始まりました。その後も、米インフレ指標の鈍化を受けて米追加利上げ観測が後退したことや、10月下

旬の緊急利上げ以降も追加利上げの可能性を示唆していたフィリピン中央銀行が16日の金融政策決定会合で政策金利の

据え置きを発表したことなどを背景に上昇基調となりました。月末にかけては、短期的な利益確定の売りなどに押されましたが、

11月末のフィリピン総合指数は前月末比4.18%高の6,223.73ポイントとなりました。

為替市場では、米追加利上げ観測の後退などを受けてフィリピンペソは対米ドルで上昇基調を強めました。一方、日米金利

差の縮小が意識され、米ドル安・円高が進行しましたが、フィリピンペソの対円レートは月間で1.04%高となりました。

■運用状況

株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、11月末時点での保有銘柄数は

24となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを26.8%、資本財セクターを26.1%、不動産管理・開発セクターを

14.6%としました。個別銘柄では、業績の不透明感が強いと見た電気通信サービス株を売却しました。

■今後の見通し

フィリピンの実質GDPが底堅い内需を支えに伸びを高めたほか、11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.7と

前月から若干上昇し、好不況の分かれ目とされる50を3ヵ月連続で上回っています。こうした環境下、フィリピン総合指数でみ

た2023年の1株当たり利益(EPS)成長率(市場予想ベース)は+11.7%と、堅調な増益が見込まれています(11月

末時点)。予想PER(株価収益率)が11月末時点で10.8倍(12ヵ月先市場予想ベース)と、過去10年平均の15.9

倍を大きく下回る水準にあり、割安感が強いとみられます。もっとも、世界経済を巡る不確実性などを踏まえれば、同国株式市

場の先行きも予断を許さない状況です。同国では11月のCPI上昇率が前年同月比4.1%へと鈍化を続けていますが、引き

続き景気や物価、通貨ペソの動向などに注意する考えです。

今後の運用方針としましては、好業績が期待される銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。また、

同国GDPの7割を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。




下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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