〈フィリピンニュース〉 22年の訪日フィリピン人、前年比23倍の12万7千人 新型コロナ禍直前(19年)比79%減、ASEANで第4位に フィリピンでもコロナ明けのムードが漂い観光旅行も回復基調にあるようです。 日本政府観光局(JNTO)は1月18日、2022年12月の訪日外客数推計値を発 表した。10月11日より日本政府が個人旅行の受入れや査証免除措置を実 施したことで、12月の訪日外客数は137万人と、前月の93万4,500人から約 1.5倍となった。 東アジア地域においては韓国からの訪日外客数が前月から大幅に増加し たこと、また、その他の地域においてもタイや米国等からの訪日外客数が回 復基調にあることが今月の訪日外客数の押し上げ要因となった。なお、航 空便においては増便の傾向が見られるが、新型コロナウイルス感染症拡大 以前との比較では回復途上にある。[WCL Solutions (Phil.) Corp.] 続きはこちら https://pheconomist.com/topics_detail8/id=79201 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2022年12月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 12月のフィリピン株式市場は月間ベースで下落しました。 フィリピン総合指数は前月末比▲3.16%となる6,566.39ポイントで引けています。 ■フィリピン株式市場 12月のフィリピン株式市場は、11月に10.20%の大幅高となった反動もあり、利益確定などの売りに押され下落して始ま りました。その後、11月の同国消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比8.0%へと加速したものの、同国中央銀行 の予想の範囲内で悪材料出尽くし感が出たことなどから一旦上昇に転じました。しかし、同国で0.50%の利上げが実施され たことや、米利上げ長期化による米景気後退懸念が台頭したことを背景に再び下落しました。下旬には、ポジティブなフィリピ ン経済見通しなどを受けて持ち直しましたが、12月末のフィリピン総合指数は前月末比3.16%安の6,566.39ポイントとな りました。 一方、為替市場では、米利上げペースの減速観測や底堅い海外労働者からの送金などを背景にフィリピンペソの対米ドル レートは底堅さをみせました。もっとも、日銀が長期金利の許容変動幅の拡大を決め、大規模な金融緩和の修正に動いた ことから米ドル安・円高が進行し、フィリピンペソの対円レートは12月月間で2.88%の下落となりました。 ■運用状況 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、12月末時点での保有銘柄数 は26となりました。業種別組入比率は、資本財セクターを22.3%、銀行セクターを20.0%、不動産セクターを18.7%とし ました。個別銘柄では、金利上昇の悪影響が警戒される不動産株を一部売却した一方、食品・生活必需品小売り株など を買い増ししました。 ■今後の見通し 12月のフィリピンの製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.1と、16ヵ月連続して好不況の分かれ目とされる50を上 回っています。フィリピン総合指数でみた2023年のEPS成長率(市場予想ベース)は+14.6%と、堅調な増益が見込ま れています(12月末時点)。予想PERが12月末時点で15.0倍(市場予想ベース)と、過去10年平均の18.3倍を下 回る水準にあり、割安圏にあるとみられます。ただ、世界的なインフレや金融引き締めなどが依然として警戒され、フィリピン株 式市場の先行きも予断を許さない状況です。また、12月の同国CPI上昇率が前年同月比8.1%へと高まっており、引き続 き国内物価や通貨ペソの動向などに注意する必要があると考えています。 今後の運用方針としましては、世界的な金利上昇局面において、フィリピン中央銀行も当面利上げを続けるとみられ、その 恩恵を受ける銀行株を中心に金融のオーバーウェイトを継続する方針です。また、同国GDPの7割を個人消費が占めるなど、 経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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