〈フィリピンニュース〉 比ヤクルトの販売好調、378万本/日で海外第3位に 連続過去最高ペース、コロナ禍直前の19年からは17%増加 フィリピンではヤクルトが低所得者層に人気があるそうです。 ヤクルト本社の決算資料などによると、2022年9カ月間(1月〜9月)のフィリピン ヤクルト(ヤクルト本社40%出資の持分法適用会社)の一日当り販売数量(速報値)は前年同期比(以下同様)は4.5%増の377万7千本だった。 比較対象となる2021年9カ月間は22.9%増の361万5千本と大幅増加、主要国市場で最高の伸びを示したが、2022年はそれを上回るペースで推移しており、年間最高記録(21年の1日当たり353万9千本)を更新する可能性が高まっている。 フィリピン ヤクルトは、1978年10月から、ルソン島南部のラグナ州カランバ市にあるカランバ工場(第1工場)にて「ヤクルト」の生産を開始し、現在は「ヤクルト」、「ヤクルトライト」の生産を行っている。 すなわち、来年に創業45周年を迎える。 日本と同基準の厳しい品質管理の下に製造された「ヤクルト」類を1本約20円という低価格で販売してきている。 「ヤクルト」は、医薬品を購入する余力のない低所得層にとって安価な栄養食品であり、庶民の強い味方として知名度も高い。 健康飲料として支持を得ている「ヤクルト」の人気が一段と高まっている。 [WCL Solutions (Phil.) Corp.] 続きはこちら https://pheconomist.com/topics_detail8/id=78304 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2022年10月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 10月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。 フィリピン総合指数は前月末比+7.18%となる6,153.43ポイントで引けています。 ■フィリピン株式市場 10月のフィリピン株式市場は、欧米の主要中央銀行が景気にも配慮し利上げペースを減速させるとの見方などから上昇して始まりましたが、米雇用統計を機に米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利上げを継続するとの観測が高まり、反落しました。 しかし下旬にかけては、8月の海外労働者からの送金が前年同月比4.3%増と市場予想を上回ったことなども支えとな り、上昇に転じました。 その後も、主要企業の好決算などを受けて続伸し、10月末のフィリピン総合指数は前月末比7.18%高の6,153.43ポイントとなりました。 一方、為替市場では、底堅い海外労働者からの送金などを背景にフィリピンペソの対米ドルレートは下げ止まりの様相を見せました。 米金利の先高観などから米ドル高・円安が進行する中、フィリピンペソの対円レートは10月月間で4.12%の上昇となりました。 ■運用状況 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、10月末時点での保有銘柄数は26となりました。 業種別組入比率は、資本財セクターを21.0%、銀行セクターを20.3%、不動産セクターを19.9%としました。 個別銘柄では、金利上昇の悪影響が警戒される不動産株を引き下げた一方、食品・生活必需品小売り株を引き上げました。 ■今後の見通し フィリピンでは、新型コロナウイルス対策の行動制限が緩和され、国内の経済活動が回復基調にあります。 10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.6と、14ヵ月連続して好不況の分かれ目とされる50を上回っています。 こうした中、フィリピン総合指数でみた、2022年の1株当たり利益(EPS)成長率は+23.8%(市場予想ベース)と、引き続き堅調な成長が見込まれています。 予想PERが10月末時点で14.7倍(市場予想ベース)と、過去10年平均の18.4倍を下回る水準にあり、割安圏にあるとみられます。 ただ、世界的なインフレや金融引き締めなどが依然として警戒され、フィリピン株式市場の先行きも予断を許さない状況です。 また、10月の同国消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比7.7%へと高まっており、引き続き国内物価や通貨ペソの動向などに注意する必要があります。 今後の運用方針としましては、世界的な金利上昇局面において、フィリピン中央銀行も当面利上げを続けるとみられ、その恩恵を受ける銀行株を中心に金融のオーバーウェイトを継続する方針です。 また、同国GDPの7割を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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