〈フィリピンニュース〉 ペソ:過去最安値を更新、16日の終値57.430ペソに 経常収支赤字急拡大に反応、米金融政策懸念も響く フィリピンも記録的なインフレに見舞われているようです。 2022 年9月16日のペソ対米ドル終値は、1米ドル=57.430ペソで、前営業日の57.160ペソから0.270ペソ続落し、過去最安値を更新した。加重平 均レートは、1米ドル=57.363ペソで、前営業日の57.073ペソから0.290ペソ反落。出来高は、前営業日比1%減の9億0,066万米ドルで あった。[WCL Solutions (Phil.) Corp.] 続きはこちら https://pheconomist.com/topics_detail8/id=77523 〈フィリピンイベント情報〉 15日から第8回フィリピン国際モーターショー フィリピン最大の自動車イベントである「第8回フィリピン国際モーターショー(PIMS)」が、2022年9月15日〜18日、マニラ首都圏パサイ市の世界貿易センターで開催される。 PIMSは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)などによって、隔年の9月〜11月のいずれかに開催される。 2020年は新型コロナ禍で中止を余儀なくされており、直近の開催は、2018年10月24日〜28日の「第7回フィリピン国際モーターショー(PIMS)」である。 2022年は、新型コロナ新規感染が急減傾向にあり、CAMPIは4年ぶりに開催する。 詳細はこちら https://primer.ph/economy/top_news/pims-2022-car-event 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2022年8月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 8月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。 フィリピン総合指数は前月末比+4.24%となる6,583.65ポイントで引けています。 ■フィリピン株式市場 8 月のフィリピン株式市場は、月中は通貨フィリピンペソが対ドル55台半ばで比較的安定した動きをみせたこと、第2四半期(4-6月期)の企業業績が良好で あったこと、18日に予定されていた中央銀行の政策会合による利上げ幅が市場の想定内の0.5%であったことから、株式市場は堅調に推移し、フィリピン総 合指数は先月末から約4.24%上昇しました。 9日発表の第2四半期GDP成長率は市場の予想を下回ったものの前年同期比+7.4%と高水準の数字でした。 一方5日発表の7月の消費者物価指数は前年同月比+6.4%と高く、中国向け輸出の不振から貿易赤字も拡大していることもあり、インフレ・ペソ安への懸念は依然として強いものと思われます。 ■運用状況 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、8月末時点での保有銘柄数は26となりました。 業種別組入比率は、不動産セクターを22.7%、資本財セクターを20.7%、銀行セクターを18.6%としました。 個別銘柄では、リニューアブルエナジーのACENの組み入れを増やしました。 ■今後の見通し 米国とフィリピンの金利政策に対する姿勢に差異がみられることから、フィリピンペソの対米ドルレートが最安値を更新しており、この通貨の動きは懸念事項でありますが、国内の経済回復基調は崩れていないと思われます。 今後の運用方針としましては、引き続き消費関連セクター(消費者サービス・生活必需品・家庭用品)のオーバーウェイトを維持しつつ、不動産、インフラ関連および金利上昇局面で恩恵をうける銀行セクターにも注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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