〈フィリピンニュース〉 タール山の噴火警戒レベル、依然4継続 16日も火山灰噴出、火山性地震頻発 1. フィリピン地震火山研究所(PHIVOLCS)は、1月16日午前6時20分前後に、「タール火山が火口から2回、火山灰を南西から西に向け噴出した。ま た、15日の午後5時から16日の午前5時まで103回の激しい火山性地震も確認されたことから、タール噴火口の継続的なマグマの貫入している可能性が高 く、さらなる火山活動につながる可能性がある」と発表した。噴火警戒レベル4(危険な爆発的噴火が差し迫った状態)が維持されている。 2.フィリピン内務地方自治(DILG)省は、1月16日、火口から半径14km以内の火砕流及び火山津波の危険性が高い地域(※)からの強制退避を改めて命じた。 ※対象地域 バタンガス州のアゴンシーリョ、アリタグラグ、バレテ、クエンカ、ローレル、レメリー、リパ市、マルバー、マタアス・ナ・カホイ、サン・ニコラス、サンタ・テレシタ、タール、タリサイ、タナウアン市:カビテ州のタガイタイ市等。 3. フィリピン保健省(DOH)は、地域などの指定はないが、火山灰や火山ガスにより、咳、気管支炎のような呼吸器症状、眼の違和感等が発生するおそれがある ため、外出は最小限にするよう呼びかけている。特に、慢性気管支炎が肺気腫、ぜんそくなどの呼吸器系の疾患がある人は外出を避けるべきとしている。 4. ついては、タール山の状況について引き続き最新の情報に注意されたし。現地当局からの指示に従い、タール山周辺には近寄らないようにして、強制退去地域か らは速やかに避難されたし。なお、万一被害に遭った場合には、在フィリピン日本国大使館(下記連絡先)まで連絡されたし。 【注意事項】 (1)退避命令対象地域及びその周辺には絶対近づかない。 (2)報道及び関係機関から情報収集を行う。 (3)停電や退避の事態に備え、災害対策品(懐中電灯、ライター、ろうそく、携帯ラジオ、予備の電池、ゴーグル、マスク、旅券、現金、雨具、水、食糧等)を確保・準備する。 (4)家族等で緊急連絡方法や避難場所・退避コースの確認を行う。 (5)当局から避難勧告や指示があった場合には、当局の指示に従い速やかに行動する(状況に応じ自動車の運転は控えるなど)。 (6)降灰状況や健康状況に応じ、火山灰の健康への影響(特にぜんそく、気管支炎、肺気腫等)も考慮し、ゴーグルやマスクを着用する。 (7)家屋内の火山灰の流入を減らすため、可能な限り全てのドアと窓を閉める。 (8)火山灰は、雨を含むと相当の重さとなり、屋根がその重さに耐えられず、屋根又は家屋が崩壊するおそれがあることに注意する。 (9)被災地では物資不足、各交通機関や通信網の混乱も予想されるため、被災地等へ戻るころの可否は十分な情報収集を行う <タール火山についての参考情報HP> ・フィリピン火山地震研究所 http://www.phivolcs.dost.gov.ph/ ・フィリピン国家災害リスク削減管理委員会 http://www.ndrrmc.gov.ph/ ・フィリピン内務地方自治省 https://dilg.gov.ph/ <問い合わせ窓口> ・在フィリピン日本国大使館 電話:(02)8551-5710、邦人援護ホットライン:(02)8551-5786 FAX : (63-2)8551-5780、ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html (20年1月16日の在フィリピン日本大使館発表より)。 〈フィリピンイベント情報〉 ヌバリ・チームラボ・ウォーター 【期間】開催中(2020年秋まで) 【時】金曜〜日曜午後6時〜午後9時(1時間ごとに30分間) 【所】Lakeside Grounds, NUVALI Tagaytay Rd, Don Jose, Santa Rosa, Laguna(ラグナ州サンタロサ市) 【チームラボ】www.teamlab.art/jp/e/nuvali-water 日本のデジタルコンテンツ制作会社チームラボと不動産開発大手のアヤラランド共同開催。観客がスマートフォンを使って、作品を体感することができるフィリピン初のデジタルアート・ショー。詳細はウェブサイトを参照。 <お知らせ> 持病をもっていから生命保険に加入できないと 諦めている方へのお知らせです。 条件がございますが、加入できる保険がございます。 詳細はこちら http://www.cityac.com/happyrt/hoken/hoken.html 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2019年12月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 12月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。 フィリピン総合指数は前月末比+0.99%となる7,815.26ポイントで引けています。 ■フィリピン株式市場 12月のフィリピン株式市場は、政府がマニラ首都圏の水道事業者2社に契約内容の見直しを迫ったことが悪材料となり、 マニラ・ウオーター株が急落したことで一時市場のセンチメントが悪化しました。 マ ニラ首都圏の水道事業者であるマイニラッ ド・ウオーター・サービシズとマニラ・ウオーターとの事業委託契約には、料金設定に政府が介入できないなどの条項が盛り込 まれおり、ドゥテルテ政権は、契約内容に問題があるとして、強硬に見直しを要求したことが嫌気されました。 その後、米中 貿易交渉の第1段階合意報道、 英総選挙での与党保守党大勝が好感され、世界的な株高の中、月末に向けて上昇 しました。 結局、フィリピン総合指数は前月末比0.99%高となる7,815.26ポイントで引けています。 ■運用状況 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成?性を考慮しながら、高位を維持し、12月末時点での保有銘柄数 は22となりました。 業種別組入比率は、不動産セクターを26.5%とし資本財セクターを26.3%としました。 個別銘柄では、 組入上位銘柄に大きな変動はありません。 今月は、組み入れている株価が概ね上がったことが基準価額の上昇要因となり ました。 ■今後の見通し インフレ率が落ち着く中、経済のファンダメンタルズが好調なフィリピン株式については中?期的に堅調な相場展開を予想 しています。 リスク要因としては、トランプ米国政権による保護主義政策などが挙げられます。 運用方針としましては、GDP 全体の約7割を個人消費が占めるほど、フィリピンは消費が活発なことから、引き続き消費関連セクター(消費者サービス・ 生活必需品・家庭用品)のオーバーウェイトを維持する予定です。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
|