〈フィリピンニュース〉


レクト礁での探査事業はまだ凍結


  南シナ海の領有権問題に関する常設仲裁裁判所の判断でこのほどフィリピン政府の訴えが認められたが、エネルギー省の報道官は21日、フィレックス・ペトロ レウム社の子会社によるレクト礁での探査事業計画に関する政府凍結命令は依然、効力を持っていると発表した。同社からパラワン島沖のリード礁を含む鉱区に おける油田探査計画の開始について協議したいとの連絡がクシー・エネルギー長官に入ったのに対する答え。(日刊まにら新聞)



〈フィリピンイベント情報〉


展覧会「The Diary of Tetsuya Noda」


 26 日〜8月28日、首都圏マカティ市のアヤラ美術館3階特別展示ホール。日本を代表する版画家、野田哲也の代表作「日記シリーズ」を展示。氏の熱烈なファ ン、スティーブン・コー氏のコレクションを一般に公開する。「日記シリーズ」は多色刷り木版と写真をベースにしたシルクスクリーンを組み合わせ、手すき和 紙に刷った作品で、自身の日常を日付ごとに切り取っている。美術館の入場料が必要。




<お知らせ>


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〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2016年6月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


 6月のフィリピン株式市場は続伸となりました。フィリピン総合指数は月間ベースでは前月末比+5.33%となる

7,796.25ポイントで引けています。


■フィリピン株式市場

6月のフィリピン株式市場は続伸となりました。フィリピン総合指数は月間ベースでは前月末比+5.33%となる7,796.25

ポイントで引けています。23日の英国民投票(Brexit決定)を受けて一時急落を余儀なくされたものの、その後の急反発

が奏功して、月間ベースでは5%を超える上昇となりました。株式市場では指数構成銘柄のうち22銘柄が上昇し8銘柄

が下落しました。セクター別では不動産関連やテレコム関連に上昇銘柄が多く見られました。

■フィリピン経済

フィリピン中央銀行は、今年5月の外国人投資家による有価証券運用(ポートフォリオ)が7,281万米ドル(約75 億

9,000 万円)の買い越しだったと発表しました。買い越しは2ヶ月ぶりです。前年同月は5億6,927 万米ドルの売り越しで

した。ロドリゴ・ドゥテルテ次期大統領がアキノ現政権の経済政策を踏襲する方針を示していることが、買い越しの一因

になったと市場は見ています。流入額は前年同月比12.3%増の17億8,451万米ドルで、前月比では40.1%増となりまし

た。流出額は前年同月比20.7%減、前月比5.1%増の17 億1,170 万米ドルでした。流入額ではフィリピン証券取引所

(PSE)上場株への投資額が全体の83.4%を占めました。業種別では持ち株会社、不動産、銀行、食品・飲料・たばこ、

通信への投資が目立ちました。

■今後の見通し

フィリピン株式市場については、引き続き好調な企業業績と経済を背景に中長期的に堅調な相場展開が継続すると

見ています。政治面ではドゥテルテ新大統領が8つの経済政策アジェンダを発表しました。その8つの経済政策アジェン

ダの中で、「インフラ支出を現在の2%台からGDP比5%まで拡大する」ことや「憲法の経済条項の緩和による海外からの

直接投資(FDI)増加を促進する」ことを市場は好感しており、今後インフラ需要が高まると見ています。加えて、法人税

率の引き下げも検討しているようです。運用方針としましては、引き続き消費関連セクター(消費者サービス・生活必需

品・家庭用品)やインフラセクターのオーバーウェイトを維持する予定です。個別銘柄では食品関連株のユニバーサル

ロビナやジョリビーフード、持ち株会社のJGサミットやアヤラコープ、ショピングセンター運営のSMプライム、トヨタ車を販

売するGTキャピタルなどの銘柄を引き続き組み入れていく方針です。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com





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