<フィリピンの株式市場および経済情報について>


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2014年10月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


10月のフィリピン株式市場は下落しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比0.9%下落

し、7,215.73ポイントで終えました。また、通貨フィリピン・ペソは、10月末に2.43円(投信協会発表値)となり、前月末と

同じ水準でした。


■フィリピン株式市場

10月のフィリピン株式市場は下落しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比

0.9%下落し、7,215.73ポイントで終えました。月前半は、欧州をはじめとする世界経済の成長鈍化懸念を背景

に一時6,900ポイント台まで低下する場面がありましたが、月後半には好調な米国経済指標に加え、FOMC(連

邦公開市場委員会)でゼロ金利状態を相当の期間維持するとした文言を残したことも好感され、世界的に株式

市場が株価を戻す中、フィリピン株式市場も下値から戻す展開となりました。

当ファンドに組み入れている銘柄の中では、観光銘柄のブルームベリー・リゾート(前月末比+17.8%)や大

手持ち株会社のJGサミット・ホールディングス(同+10.57%)が上昇しました。他方、資源開発のセミララ・

マイニング・アンド・パワー(同▲9.23%)、大手持ち株会社のアヤラ(同▲4.7%)は下落しました。

■フィリピン経済

◎自動車販売台数

フィリピン自動車工業会(CAMPI)によると、9月の新車販売台数は、前年同月比41.1%増の2万3,967 台で

した。単月ベースでは過去最高の販売台数を記録しました。同工業会は引き続き好調な経済成長を背景に、向

こう2年間は販売台数が伸びていくと予測しています。一般的に一人あたりGDPが3,000米ドルを超えるとモー

タリゼーションが起こると言われており、フィリピンは2015年に一人あたりGDPが3,000米ドルを超える見込み

です。フィリピンはまさにこれからモータリゼーションを迎えることが期待されています。

■今後の見通し

米国の早期利上げ観測を背景に、世界的に株式市場は値動きの大きい展開が予想されます。しかしながら、

フィリピンの場合は、フィリピン海外労働者からの送金は引続き増加傾向であり、外注産業(BPO)も高い伸

びを示していることから、内需主導型の高い経済成長を維持すると期待されています。従って、良好な企業業

績を背景に中長期的に株式市場は堅調な相場を維持すると見ています。加えて、フィリピンの経常収支は黒字

であり、外貨準備も潤沢なことから、大幅な通貨の下落には繋がりにくいと考えています


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com





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