<フィリピンの株式市場および経済情報について> キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2014年8月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 8月のフィリピン株式市場は上昇しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比2.7%上昇 し、7,050.89ポイントで終えました。また、通貨フィリピン・ペソは、8月末に2.37円(投信協会発表値)となり、前月末と 同じ水準でした。 ■フィリピン株式市場 8月のフィリピン株式市場は、海外株式が堅調に推移したことや好調なフィリピン経済を背景に上昇しまし た。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比2.71%上昇し、7,050.89ポイントで終えまし た。 当ファンドに組み入れている銘柄の中では、大手電力会社のエネルギー開発(前月末比+18.4%)や大手鉱山 会社のセミララ・マイニング・アンド・パワー(同+15.1%)が上昇しました。他方、大手鉱山会社のフィレッ クス・マイニング(同▲8.4%)や複合企業のアライアンス・グローバル・グループ(同▲6.6%)が下落しま した。 ■フィリピン経済 ◎フィリピン国内総生産(GDP) 第2四半期のフィリピンGDPは前年比6.4%増と市場予想を上回る伸びとなりました。需要別でみると、投資 が前年割れとなりましたが、輸出が前年比10.3%増と2期連続の二桁増となり成長率を押し上げました。一方、 産業別でみると、金額ベースでGDP全体の33%を占める鉱工業は7.8%と前期の5.3%から伸びが加速しまし た。特に製造業は10.8%と産業別で唯一の2桁成長となり、食品加工や電気製品などがけん引しました。 ◎フィリピン人海外就労者(OFW)による本国への送金 6月のOFWによるフィリピン本国への送金額は、前年同月比5.9%増の20億5,000万米ドルでした。伸びは前月 から0.5 ポイント加速しました。中東などで熟練労働者の需要が安定的に伸びたことを背景に、送金額は単月 ベースで今年初めて20億米ドルを超えました。 ■今後の見通し フィリピンでは、個人消費を中心に内需が堅調である一方、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシン グ)産業やフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)による海外からの送金等が順調に伸びていることで、消費 主導型の高成長が維持されています。今後の見通しについては、引き続き米国株式市場や国内経済が好調であ ることからフィリピン株式市場は堅調に推移すると見ています。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
|