<フィリピンの株式市場および経済情報について>


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2014年4月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


4月のフィリピン株式市場は上昇しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比4.3%上昇

し、6,707.91ポイントで終えました。また、通貨フィリピン・ペソは、4月末に2.30円(投信協会発表値)と、前月末と同じ

水準でした。


■フィリピン株式市場

4月のフィリピン株式市場は上昇しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前

月末比4.3%上昇し、6,707.91ポイントで終えました。

4月は、米国の景気回復を背景に世界的にリスクオンの流れとなり、フィリピン株などを含む新興

国の株式市場は堅調な相場展開となりました。特にフィリピンでは、良好な経済指標や予想を上回る

企業決算を市場は好感し、株式市場は大きく上昇しました。

主要銘柄の中では、カジノ運営大手のブルームベリー・リゾーツ(前月末比+20.52%)は、1-3月

期(第1四半期)決算の黒字転換が好感されました。不動産開発大手のSMプライム・ホールディング

ス(前月末比+11.78%)は、2020年までに純利益と売上高を倍増する方針を示し、向こう5年間で約

4000億フィリピンペソ(約9200億円)の投資を行う計画を打ち出したことが好材料となりました。ア

ライアンス・グローバル・グループ(前月末比+9.3%)は、2013年通期決算で純利益が前年に比べ

24%増加したことが好感されました。

■フィリピン経済

フィリピン統計庁が発表した2月の輸出額(速報値)は、前年同月比24.4%増の46 億5,415万米ド

ル(約4,774 億9,500 万円)と市場予想を大きく上回り、伸び幅は2012 年10 月以来、最も高い水準

を記録したことから、フィリピン景気の先行き期待が高まりました。輸出全体の約4割を占める電子

製品が6カ月連続でプラス成長と好調でした。

■今後の見通し

フィリピンでは、個人消費を中心に内需が堅調であることに加え、BPO(ビジネス・プロセス・ア

ウトソーシング)産業等が順調に成長していることから、経済成長率は高水準を維持すると見ていま

す。

今後の見通しについては、世界経済が回復基調にあることや国内経済が好調なことから高い経済成

長率を見込んでいます。特に、外需が拡大し輸出が加速すると考えており、製造業に注目していま

す。国内では交通インフラ関連などの建設案件が続いていることから、鉄鋼関連や化学製品分野など

の裾野産業がその恩恵を受けると見ています。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com




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