<フィリピンの株式市場および経済情報について>


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2014年3月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


3月のフィリピン株式市場はほぼ横ばいとなりました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比

0.1%上昇し、6,428.71ポイントで終えました。また、通貨フィリピン・ペソは、3月末に2.30円(投信協会発表値)と、前

月末比0.9%のフィリピン・ペソ高/円安となりました。


■フィリピン株式市場

3月のフィリピン株式市場は、ほぼ横ばいの相場展開となりました。代表的な株価指数であるフィ

リピン総合株価指数は前月末比0.1%上昇し、6,428.71ポイントで終えました。

3月前半に発表された1月の輸出が前年同月比9.3%増加し、政府が今年目指す6%の伸びに向けて順

調な滑り出しとなったことが好感され、フィリピン総合株価指数は6,500ポイント台に上昇、今年の

最高値を記録しました。月後半において、フィリピン中央銀行の高官が、インフレの動向次第では利

上げの可能性があることを示唆したことから、株式市場は軟調な展開となりました。しかし、フィリ

ピン中央銀行は、政策金利を据え置く一方、市中銀行の預金準備率を18%から19%に引き上げただけ

に留め、懸念されていた利上げが実施されなかったことから、株式市場は下値から切り返す展開とな

りました。

■フィリピン経済

有力経済団体マカティ・ビジネス・クラブ(MBC)が実施した今年上半期(1〜6月)の景況感調査

で、加盟企業の8割強が今年の国内総生産(GDP)成長率は7.2%以上と予測しました。企業の業績見

通しでは、今年は前年から売り上げが伸びるとの回答が78.1%に上りました。純利益についても

67.1%が前年比で増加すると回答をしました。雇用に関しては約半分が前年から人員を平均15%増や

すと回答、逆に人員削減を実施すると答えた企業はありませんでした。

■今後の見通し

世界銀行は17 日発表した最新のフィリピン経済の見通しでは、今年の国内総生産(GDP)予想成長

率を6.6%とし、前回(1月)の6.5%から0.1 ポイント上方修正しました。フィリピンでは、個人消費

を中心に内需が堅調であることに加え、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業等が順

調に成長していることが上方修正の背景にあります。

今後の見通しについては、世界経済が回復基調にあることや国内経済が好調なことからフィリピン

の経済成長は引き続き堅調な内容になると見込んでいます。特に、フィリピンは、外需が拡大に伴い

輸出が増加すると考えており、製造業に注目しています。また、国内では交通インフラ関連で建設案

件が続いていることから、鉄鋼関連や化学製品分野などの裾野産業が恩恵を受けると見ています。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com




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