<フィリピンの株式市場および経済情報について> キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2014年1月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 堅調な経済成長などを好感し、1月のフィリピン株式市場は上昇しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株 価指数は前月末比2.6%上昇し、6,041.19ポイントで終えました。また、通貨フィリピン・ペソは、1月末に2.27円(投信 協会発表値)と、前月末比4.2%のフィリピン・ペソ安/円高となりました。 ■フィリピン株式市場 1月のフィリピン株式市場は、堅調な経済成長などを好感し、反発しました。代表的な株価指数であるフィ リピン総合株価指数は前月末比2.6%上昇し、6,041.19ポイントで終えました。 フィリピンの昨年第4四半期(10〜12月期)の実質GDP(国内総生産)成長率は、前年比6.5%でした。第3四 半期の成長率(同6.9%)よりは減速したものの、事前の予想値を上回る、堅調な結果でした。また、世界銀行 は、今後のフィリピンの実質GDP成長率について、2014年は前年比6.5%、2015年は同7.1%に達するとの予測 を公表しました。これらなどを好感し、フィリピン株式市場は上昇しました。 主要銘柄の中では、コングロマリットのLTグループ(前月末比+19.2%)や銀行大手のバンコ・デ・オロ (同+15.2%)などが、特に大きく上昇しました。一方、ファースト・フード大手のジョリビー・フーズ(同 ▲12.2%)などは、軟調な展開でした。 ■フィリピン経済 昨年11月の大型台風により中部地方が甚大な被害を被ったことから、フィリピン全体の経済活動にもマイナ スの影響が広く波及することが懸念されていました。しかし、昨年第4四半期の実質GDP成長率は、堅調な個人 消費などに支えられて、前年比6.5%に達しました。これは、ASEAN主要国の中では最も高い成長率であり、引 き続き、フィリピンの堅実な経済ファンダメンタルズを示しました。 ■今後の見通し 昨年終盤は、台風被害の影響が懸念されたものの、結果としては高い経済成長を継続しました。個人消費を 中心に内需が堅調である一方、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業等が順調に成長しつつあ ることなどが寄与しています。更に2014年は、既述の台風被害からの復興需要等が見込まれることから、年後 半に向けて経済成長も加速することが期待されています。この様な引き続き期待できるフィリピン経済の見通 しなどを踏まえれば、基本的に株式市場も堅調な展開を辿ると見込まれます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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