<フィリピンの株式市場および経済情報について> キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2014年12月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 米国の量的金融緩和政策が今後も継続的に縮小されるとの見方が強まり、資金の流出懸念から、12月のフィリピン 株式市場は下落しました。代表的なフィリピン総合株価指数は前月末比5.1%下落し、5,889.83ポイントで終えまし た。 ■フィリピン株式市場 12月のフィリピン株式市場は、下落しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は、前月末 比5.1%下落し、5,889.83ポイントで終えました。順調な景気の回復を背景に、米国では量的金融緩和政策が今 後も継続的に縮小されるとの見方が強まりました。これを受けて、フィリピン株式市場では資金の流出懸念が 高まり、全般に株価は軟調な展開でした。 主要銘柄の中では、エネルギー開発(前月末比+3.1%)やアボイディズ・パワー(同+2.3%)など、電力関 連銘柄の株価は堅調でした。しかし、不動産大手のアヤラ・ランド(同▲12.8%)など、多くの優良銘柄が調 整を余儀なくされました。当ファンドは、引き続き中長期的な視点に立ち、消費関連セクターなどを中心に ポートフォリオを構築しました。 ■フィリピン経済 米国中央情報局(CIA)は、フィリピンの総人口が2013年7月時点で1億人を超えたとの推計値を公表しまし た。さらに、2023年には1億2,500万人に達し、日本の総人口にほぼ並ぶとの予測も明らかにしました。この力 強い人口の増加は、引き続きフィリピン経済の拡大に大きく貢献すると見込まれています。 ■今後の見通し 2013年11月に大型台風の直撃を受けたため、昨年終盤の経済成長は一旦鈍化したと見込まれています。しか し、フィリピン経済のファンダメンタルズには大きな変化はなく、また継続的な人口の増加等を背景として中 長期的に高い経済成長を達成できるとの見通しにも変わりはありません。昨年12月のフィリピン株式市場は調 整を余儀なくされたものの、堅調なフィリピン経済や企業業績を踏まえれば、株式市場もこれらを再評価する 方向へ転じると見込まれます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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