<フィリピンの株式市場および経済情報について>
キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2013年10月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。
10月のフィリピン株式市場は、国内外の好材料に恵まれて、順調に上昇しました。代表的な株価指数であるフィリピン 総合株価指数は前月末比6.4%上昇し、6,585.38ポイントで終えました。
■フィリピン株式市場 10月のフィリピン株式市場は、上昇しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比 6.4%上昇し、6,585.38ポイントで終えました。特に上旬から中旬は、好材料に恵まれました。まず、アジア開 発銀行がフィリピンの今年の実質GDP成長率の予測値を上方修正し、また、大手格付会社ムーディーズがフィ リピンのソブリン格付けをBaa3へ引き上げました。海外では、米国で暫定予算や債務上限の一時引き上げが合 意されて、同国のデフォルト(債務不履行)が回避されたことなどが、フィリピン株式市場でも好感されまし た。下旬は、若干利食い売りに押される場面もありましたが、フィリピン総合株価指数は前月末比6.4%上昇し て終えました。 主要銘柄の中では、SMプライム(前月末比+19.7%)やメガワールド(同+17.8%)など、フィリピンを代表 する不動産会社の株価が大きく上昇しました。その一方で、水道会社のマニラ・ウォーター(同▲21.9%)や 通信大手のPLDT(同▲3.6%)など、公益関連企業の株価は下落しました。なお、当ファンドは、中長期的な 視点に立ち、引き続き不動産セクターや消費関連セクターなどを中心にポートフォリオを構築しています。 ■フィリピン経済 アジア開発銀行(ADB)は、2013年のフィリピンの成長率見通しを上方修正しました。10月2日に公表した 「アジア経済の見通し:2013 年アップデート版」において、フィリピンの今年の実質GDP成長率の見通しを前 年比7.0%へ引き上げました(今年4月時点の見通しでは、同6.0%)。内需中心の堅実な成長力などが、再評価 されました。なお、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で上方修正された国はフィリピンだけであり、また フィリピンは最も高い成長率が予想されています。 ■ 今後の見通し フィリピン株式市場は、今後も引き続き注目できるとの見方に変更はありません。1.堅調な個人消費に加え てインフラ投資も活発化して来たことから、高い経済成長を達成できる見込みであり、2.これを背景に企業収 益も順調に伸びて行くことなどが期待できるからです。実際に、上述の通りフィリピンの経済成長率は7%程 度が見込まれ、また主要企業の業績も順調に拡大しています。これらを株式市場も評価すると見込まれること から、今後も基本的に堅調な相場展開を見込んでいます。
下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp
その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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