<フィリピンの株式市場および経済情報について>


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2013年9月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


9月のフィリピン株式市場は、下旬にやや押し戻されたものの、前月末に比べて上昇して引けました。代表的な株価指

数であるフィリピン総合株価指数は前月末比1.9%上昇し、6,191.8ポイントで終えました。


■フィリピン株式市場

9月のフィリピン株式市場は、若干上昇しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月

末比1.9%上昇し、6,191.8ポイントで終えました。まず、上旬から中旬にかけては概ね順調でした。米国がシリ

アに軍事介入する可能性が低下し、米国連邦準備制度理事会(FRB)が量的金融緩和政策の縮小を見送ったこ

となどから、投資家心理が好転し、フィリピン株式市場も上昇トレンドを辿りました。その後、月末に向けて

は、米国の財政協議の難航などが嫌気されて、一転してフィリピン株式市場も押し戻される展開となりました

が、前月末に比べればフィリピン総合株価指数は1.9%高い水準で終えました。

主要銘柄の中では、SMインベストメンツ(前月末比+16.4%)やJGサミット・ホールディングス(同

+5.5%)など、フィリピンを代表する大手持ち株会社の株価が大きく上昇しました。その一方で、資源大手の

フィレックス・マイニング(同▲21.3%)やインフラ関連のメトロパシフィック・インベストメンツ(同

▲14.3%)などの株価は下落しました。なお、当ファンドは、中長期的な視点に立ち、引き続き不動産セク

ターや消費関連セクターなどを中心にポートフォリオを構築しています。

■フィリピン経済

国際通貨基金(IMF)はフィリピンに対する経済視察ミッションを実施し、旺盛な内需に支えられたフィリ

ピン経済は引き続き高成長を継続する可能性が高いとの見通しを発表しました。フィリピンの実質国内総生産

(GDP)成長率については、今年が前年比6.7%、来年が同6.0%と予測しています。政府債務の削減が継続的に

進められており、また外国人による国債の保有も少ないことなどから、他の多くの新興国とは異なり、対外的

な経済的ショックにも強いと見ています。また、インフレ率については、直近のペソ安などから影響を被るも

のの、政府の目標レンジ(消費者物価指数の上昇率が前年比3〜5%のレンジ)には収まると予測しており、こ

の点でも安定的な推移が見込まれています。

■ 今後の見通し

フィリピン株式市場は、中長期的に引き続き注目できるとの見方に変更はありません。1.堅調な個人消費に

加えてインフラ投資も活発化して来たことから、今後も高い経済成長を達成できる見込みであり、2.これを背

景に企業収益も順調に伸びて行くことなどが期待できるからです。今上期はアセアン主要国の中で最も高い実

質GDP成長率(前年同期比7.6%成長)を達成しましたが、IMFも指摘している通り、今後についても安定的か

つ高い経済成長が期待できることから、世界の株式市場の中でもフィリピン市場は評価されやすいと見込んで

います。



下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com


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