<フィリピンの株式市場および経済情報について>
キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2012年6月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。
前月と同様に主要国の株式市場が下落したことから、フィリピン株式市場も調整しました。代表的な株価指数である フィリピン総合株価指数は前月末比7.9%下落し、6,465.28ポイントで終えました。
■フィリピン株式市場 前月と同様に主要国の株式市場が揃って下落基調となったことから、フィリピン株式市場も調整しました。 代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比7.9%下落し、6,465.28ポイントで終えました。米 国連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的金融緩和政策の縮小の可能性について表明したことに 加えて、中国では金融システムに対する懸念が急速に高まり、主要国の株式市場は軒並み下落しました。フィ リピン株式市場も、この影響を強く受け、相応の調整を余儀なくされました。但し、フィリピンの経済ファン ダメンタルズは引き続き堅調であることから、月末に向けては押し目買いの動きが活発化し、株式市場は反発 し始めました。 当月は多くの銘柄が下落しましたが、特に鉱業大手のフィレックス・マイニング(前月末比▲27.9%)や観 光関連企業のブルームベリー(同▲25.6%)の株価が大きく下落しました。他方、通信大手のグローブ・テレ コム(同+3.9%)やファースト・フード・チェーンのジョリビー・フーズ(同+9.0%)の株価は上昇しまし た。当ファンドは、中長期的な視点に立ち、引き続き、インフラ関連セクターや消費関連セクターなどを中心 にポートフォリオを構築しました。 ■フィリピン経済 フィリピン中央銀行によると、フィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)が本年4月に送金して来た金額は、 18.4億ドル(前年同月比+6.1%)でした。引き続き順調に増加トレンドを辿っており、単月ベースでは今年最 高の送金額となりました。この増え続けるOFWからの送金を背景に、フィリピン国内の個人消費支出は今後も 堅調に推移すると予想されています。 ■ 今後の見通し 6月のフィリピン株式市場は、上述の通り調整を余儀なくされましたが、中長期的には引き続き期待できる との見方に変更はありません。1.堅調な個人消費やインフラ投資を牽引役に、今後も高い経済成長を達成でき る見込みであり、2.これを背景に企業収益も順調に伸びて行くことなどが見込まれるからです。フィリピンの 良好な経済ファンダメンタルズには変わりがなく、これを株式市場も再度評価すると見込まれることから、基 本的に堅調な相場展開を引き続き見込んでいます。
下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp
その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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