<フィリピンの株式市場および経済情報について>


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2013年4月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


フィリピン株式市場は、好調な第1四半期の企業業績や追加の金融緩和策などを好感し、4月も続伸しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比3.3%上昇し、7,070.99ポイントで終えました。


■フィリピン株式市場

フィリピン株式市場は、総じて好調な第1四半期(1〜3月期)の企業業績を好感し、4月も好調な相場展開となりました。世界的に金融緩和政策が継続されている中、フィリピンでも特別預金口座(SDA)の金利が引き下げられ、これも株式市場で好材料視されました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比3.3%上昇し、7,070.99ポイントで終えました。前月に続き、史上最高値を更新しました。個別銘柄では、特に通信大手のグローブ・テレコム(前月末比+19.2%)や配電大手のマニラ電力(同+14.5%)、不動産開発のベル・コープ(同+13.7%)などの株価が上昇しました。一方、発電大手のファーストジェン(前月末比▲8.9%)や鉱山大手のフィレックス・マイニング(同▲7.4%)などの株価は下落しました。当ファンドは、引き続き中長期的な視点に立ち、金融セクターやインフラ関連セクター、不動産セクターなどを中心にポートフォリオを構築しました。

■フィリピン経済

フィリピン中央銀行は25日、翌日物借入金利を3.5%に据え置く一方で、特別預金口座(SDA:民間銀行が余資を運用するため中央銀行へ預託する口座)の金利を2.5%から2.0%へ引き下げました。市中へ出回る資金量の増加やペソ高の抑制などを目的に、SDAの金利は2回連続で引き下げられました。引き続きインフレが落ち着いていることも、この追加緩和策の背景にあります。

■ 今後の見通し

米国ムーディーズ・アナリティックス社(格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスの関連会社)は4月23日、フィリピン経済の見通しを発表しました。それによると、2013年と2014年の国内総生産(GDP)の成長率は6.5%〜7.0%に達する可能性があると予測されています。アキノ大統領の改革や物価の安定などが評価されており、またフィリピンは「アジアの希望の星」と位置付けられています。 このような良好な経済ファンダメンタルズを、引き続き株式市場も評価すると見込まれることから、今後も堅調な相場展開が続くと予想しています。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com


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