<フィリピンの株式市場および経済情報について> キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2013年12月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。 フィリピン株式市場は、12月も好調な展開となり、先月に続き史上最高値を更新しました。大手格付け会社による見通しの引き上げや好調な経済指標の発表を受け、フィリピン総合指数は前月末比2.9%上昇しました。 ■フィリピン株式市場: 先月に続き好調な相場展開 フィリピン株式市場は、12月も好調な展開となり、先月に続き史上最高値を更新しました。大手格付け会社による見通しの引き上げや好調な経済指標の発表を受けて、フィリピン総合株価指数は前月末比2.9%上昇しました。12月に特に上昇した銘柄は、資源大手のフィレックス・マイニング、不動産大手のメガワールドやアヤラ・ランド、多角経営企業のJGサミットやアヤラ、食品大手のユニバーサル・ロビーナなどでした。当ファンドは、フィリピンの好調な経済を予想し、不動産株や金融株を中心に組み入れました。 ■フィリピン経済: 引き続き好調で、外部からの評価も向上 (1)スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による見通しの引き上げ 米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、フィリピンの格付け(BB+)の見通しを「ステーブル(安定的)」から「ポジティブ(強含み)」に引き上げました。S&Pは引き上げ理由について、好調な経済に加えて、アキノ政権の安定した政策運営を挙げています。 (2)1 1月のCPI上昇率は、2 . 8%に鈍化 国家統計局(NSO)が発表した11 月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.8%上昇しました。上昇率は、前月の3.1% から下がり、2012年7月以降で最も低い水準となりました。 (3)外貨準備高は、1 1月末に840億ドルを突破 フィリピン中央銀行が発表した11 月末の外貨準備高(速報値)は、前月末比3%増の841 億ドルとなり、過去最高を更新しました。外貨準備高が増加した要因として、海外投資による収入の増加や中央銀行による外貨取引の拡大などを挙げています。 ■ 今後の見通し: 良好なファンダメンタルズにより、株式市場は堅調な見通し 堅調な内需や経常収支の黒字を背景にフィリピン経済のファンダメンタルズは、元来、安定していますが、最近は更に海外企業の進出の増加が上乗せ要因となる可能性が出て来ました。現政権の安定した政策運営が海外からも評価されているためであり、日系も人件費や対日感情を勘案して前向きに検討する企業が増えています。また、社会インフラを整備する官民連携(PPP)事業は、今後、本格化する予定であり、関連支出もフィリピン経済の牽引役になる見通しです。フィリピン株式市場も、引き続き堅調な相場展開を辿ると予想しています。当ファンドは、低金利の下で好調な住宅販売が続くと見られる不動産セクターや、人口の増加により販売の増加が期待できる食品関連セクター、官民連携(PPP)事業から恩恵を受けるインフラ関連セクターなどを中心に投資する計画です。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com |